4倍の負担

長女が3歳、次女が6ヶ月くらいの時。 🐣 🐥

夫との家事・育児の分担の偏りに対する怒りと不満をどうにかしたくて、
私は一つのスプレッドシートを作成しました。 🔥

日々家族のためにやっていることをリストアップ。
大変さに基づいてポイントをアサインし、負担を可視化。

渋々この議論に参加する夫にポイント数を考えてもらえて入力したところ、
私の負担が夫の実に4倍だということが判明。 📈

しかし、この事実を目の当たりにしても、
夫の行動はそこまで変わりませんでした。 💔

(ちなみに、今思うとうちの家族は
それでもマシな方だったのかもしれません。
政府の男女共同参画会議の調査によると、
6歳未満の子供を持つ夫の家事・育児関連時間は1日平均67分で、
妻の461分と比べて約7分の1だそうです・・・ 😱 )

大きな進展があったのは、去年。
一冊の本「フェア・プレイ」がきっかけでした。

内容は著者のEve Rodskyが自分の家庭内で、
家事・育児の分担をもっとフェアにしようとする経験を綴ったもの。

我が家にとってgame changerになったのは、
同タイトルで著者が制作したカードでした。

子供がいる家庭の家事・育児を細かくカードごとに記載し、
これらを整理・分担することで、
家事労働をもっとフェアにしていくのが目的の「ゲーム」。

内容はビジネスの世界の基本的な手法を、家事・育児の分野に適応したもの。

1️⃣ 業務整理 – 100枚のカードを精査し、不要なものは「Let it go〜」。
2️⃣ 担当割当 – フルオーナーシップ制。やるなら、構想・計画・実行すべて担当。
3️⃣ 品質基準設定 – 夫婦間の「最低ライン」を事前に決める。(例:ゴミ出しが必要なゴミ箱の溢れ具合の基準、子供たちの朝食の栄養バランスなど)
4️⃣ 実行&改善 – PDCA。家族会議で定期的に見直し、変化に対応。

このカードを使ってみることを一つの目的として、夫婦リトリートを企画。
リラックスできる環境でやる方が対話がうまくいくかな、と思い、
母に子供の面倒を見てもらい、箱根の温泉宿に一泊。

そして数時間の議論のもと、アウトプットとして出来上がった
家事・育児の分担の新たなスプレッドシート!

まずびっくりするのが科目の数!

「そうか、これだけ日々やってるんだな〜 うちらすごいじゃん!」
とお互いを労う気持ちが沸いてきました。
そして世界のワーキングペアレンツの一員として、Solidarity!じーん 💗

一つ気をつけたいポイントは、
担当の分野の数がイコールになるのを目的にするのではなく、
二人が納得できる分担にすることを目指すこと。

得意・不得意分野、そして大きな負担だと感じることを
話し合いながら進めるとスムーズです。

例えばですが、ゴミ出し担当。 🗑️

うちの場合夫が朝がとても弱いので、
基本子供の朝ごはんやお弁当作りの対応は私がやってます。

リトリートを行うを前は、
この朝の業務の一連の流れでゴミ出しも私がやっていたのですが、
話し合いの結果、ゴミ出しは全て夫が担当することに。

夫は子供たちの学校のドロップをすると同時に、ゴミ・資源だしをする。

オーナーが夫になったので、
私はもうゴミ出しにマインドシェアを割く必要がなくなりました。 🧠
(その代わり、ゴミ箱が少々溢れ気味でも、
何も言わない修行をしています 🥷  笑)

小さなことかもしれませんが、
他の朝やらなくてはいけないことが山ほどある中で、
「今日は燃えるゴミ?資源?なんだっけ?」と考えなくて良くなったのは、
思いの他負担の軽減になりました。

家庭を回すオペレーションは毎日のことなので、
本当にストレスが溜まりやすい!

そして分担がアンフェアだと一人が感じているのと、
夫婦・パートナーシップの関係に大きな支障を引き起こします。

第三者が制作したコンテンツなどを上手に活用することで、
喧嘩腰からチームプレイに移行できるといいですよね。
(うちもまだまだこの分野の奮闘は続きますが・・・! 💨 )

皆さんは、家事・育児の分担で悩んでいることはありますか? 気軽にコーチに相談してみましょう。
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